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カテゴリー「都会の四季」の388件の記事

2017/11/13

御苑 菊花壇展

秋天高く澄み渡って風やや強い朝、バスを乗り継いで新宿御苑へ。
 恒例の菊花壇展は終わり近い日でした。
外国人向けのパンフを手に三々五々、楽しんでいる人たちが目立ち
この催しをどこで知ったのだろう、と思いながら日本庭園入口へ、
後は順路に従い、ゆっくりと花壇を廻りました。
 懸崖、丁字と佐賀菊、大作り、江戸菊、一文字・管物菊、肥後菊、
大菊の各花壇では連れと話し合ったり、撮影したりの賑わいです。
 ちょっと立ち止まり、ちょっと撮って、モミジを揺らして舞う風や池水の
ざわめきを眺めました。
 菊花壇展での圧巻は何と言っても「大作り」です。茎一本から518輪の
花を作育てる一年がかりの作業を想えば、菊作り人の心意気と愛あれば
こそ。半月間、舞台に立つ花のいのちの輝きを分け与えて貰えるのです。
 Img_1583 懸崖菊

Img_1582 中央花壇

Img_1589 大作り 裾野の輝518輪 

Img_1590 大作り 裾野の輝489輪

Img_1593 

Img_1595 一文字花壇 管物花壇


2017/11/11

満天星 紅葉

霜月。突風を受けての歩きで風邪引いてしまうなんて不用心でした。
それも熱と関節痛で寝込んでしまって、おかゆに梅干し、葛根湯の
繰り返し。こんなふうに身体の節々が弱っていのち終わるのかしら、
 柄になく気持ちが沈んで枕に顔埋めました。
先だって米寿祝いを戴いた方々への御返しをどうしようかと考えた末
 昔、金沢で気に入って買い求めた可愛い民芸品に決めました。
その名、八幡起上がり。昔から箪笥にしまっておくと衣装が増えると、
伝えられています。私の本棚の文芸書に挟まれているそれは
赤い衣装の起上がり。夢見るように優しい表情で心和ませてくれます。
 これ、もう30年も経つけど、多分創り続けられてる筈、そう思って
中島めんや宛てにカタログを頼んだのでした。
 大きいより小さなほうが可愛い・・・サイズを選びメールで注文しました
丁寧なメール返信があり、やがて待望の荷が着到、内祝いの熨斗が
かけてありました。
 さっそく身近な人に差し上げました。鄕土人形といえば博多人形くらい
しか知らないので、ほんとうに珍しいですね! と言われました。
 ほっと安堵の胸なで下ろしました。

植え込みの満天星の色づきに秋色深まる日々です。
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私に本棚の「八幡起上がり」さんです 時代により表情に微妙な変化があります

2017/10/08

秋高し

秋空どこまでも青く澄んで心地良い日です。。
 読書時間は短く、散歩は長く…と思っただけで、行きつけの
茶店は休日のため、町内をひと回り、ドドールでひと休みしました。
 
 わが植え込みの薄黄木犀(ウスギモクセイ)は一度咲き、雨で
散った後、再び咲きました。珍しいことです。この木は何処にもない 
稀少品種です。ドーム型の灌木に十字辨の可愛い花房を付けて
優しく仄かに香りを放っています。
 「枝先をちょっと貰って活けたら、部屋のムード満点になったわ」
A子さんは植え込みの手入れをしてくださる古い住人です。花鋏で
一枝切り取ってくれました。
 この花の香りのこと誰も気づかないようで、稀少種の値打ちなど
さらさら関心がないようです。どうぞたくさん褒めてやってくださいな。
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2017/09/21

お大師さま

正月、五月、九月に川崎大師にお参りする習慣を守っています。
最初にそう教えてくれた友は音沙汰なくてこちらからも電話をしない。
 互いの老いを労わり合うことはあまりしないように、と思うから。
 
 さて、朝の支度を終えて9時に駅へ。いつものコースで品川から
京急川崎、川崎大師駅着10時40分。曇り空で風もなく、参道は
人まばらでした。寂しいなぁ! やはり明日21日が本来だからかしら。
 
 表参道に入るとようやく賑わいを感じるほどでした。
大山門で初めて「南無大師遍照金剛」の御称名を念じ、お水屋で
清め、献香、妹の名を記してお護摩木を納め、大本堂へ。
 朝の修行を拝しました。その後、不動堂からつるの池へ廻ること
毎回と変わらず、今日は右足捻挫でやや歩きが不便なため、
ベンチで休むこと2,3回の体たらくとなりました。

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写真・上より大山門、大本堂、不動堂、遍路大師年祭法要修行、境内の柘榴

                                              

2017/09/13

秋はまだ

地域センターの隣りの公園に彼岸花が咲き始めました。一列並びに
行儀良く並ぶ赤いラインを眺め、いつも暦のように正しく咲き出すのを
不思議に思わないのは何故かしら、と考えたりしました。
 多摩川や井の頭の公園でもこの花の群生を眺めたことを思い出し
不思議な親しみを感じるのです。
 
 秋分のお参りと彼岸供養をしなければ…、そう告げているようにも
想えて私はカレンダーに〇印を付けるのでした。
 
 植え込みの柘榴が風の中で揺れながら少しずつ大人になってゆき
ます。毎秋、高い空、白い流れ雲…、季節は変わりなく巡ります。
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2017/08/22

ようやく夏空

天候不順で夏休みも終わろうとしています。
紅色サルスベリの花にはとりわけ思い出がたくさんあります。
 編集者の仕事を教わった恩師とも呼べる本多先生を見送った
夏、赤坂の病院への道に、雪が谷のご自宅の庭にサルスベリ
が咲いていました。
 また職場の先輩のひとりだったSさんの訃報を受けて藤沢へ
駆けつけた日も、葬儀所の庭に咲いていた白いサルスベリの花
は夫人の涙と共に印象深く残りました。
 花の印象は悲しみに満ちたものなのに、その時の風景のすべて
がなぜか懐かしく、切なく脳裏に甦ります。

「海の日だと言うのになんだかパッと晴れませんね」
「そうですね、サルスベリもパッとしませんよ」

植え込みの山椒は大きく成りすぎて根元残して切られました。
 1本は直経4㎝程あり、すりこぎに出来そうな木目でした。
惜しかったわね、そう話していたのでしたが、残された株から芽吹き
ました。ほんとに小さな葉っぱです。
 側に立つ柘榴の花がそんな山椒の芽を祝福してるようです。

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2017/08/09

暑さでダウン

都心部の気温の数字にダウン寸前。外出の数を減らしています。
 夏句会のまとめ、何度も読み返して同人の秀句に感動!
それに引き替え、辛うじて選に入った私の句、恥ずかしいけれど
UPします。
 
 あの世へは片道切符 釣忍        3点

 60年余もの付き合いだった友が旅立ちました。最後になった
年賀状の筆跡が嘘のように思われます。

 花柘榴独り往く身を想ひ居し        1点

 西瓜手に種子拾いいる独居かな      1点

 
 老いの嘆きばかりです。もっと前向きに進む気概を持たねば…。
選をくださった方からは励ましのコメント頂きました。

2017/08/01

夏句会

暑さ続きですっかり私の脳は劣化しています。句会の締め切りに
何とか間に合わせようと焦って、仮名使いを間違えたり、季語を
忘れたり…。選句の発表日をひやひやしながら待っています。

植え込みの柘榴は花数が少なくて雨に叩かれて落ちてしまいました。
どうやら実の生りの良い年と少ない年が交互になるようです。
 台風情報が出ています。強風に叩かれて草木たちに被害が出ない
ように祈るばかりです。
 例年より花の小さな底紅槿が可愛く咲いています。
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2017/07/16

何もしないで

14日は東京のお盆。千葉の友の魂はまだこの世にいるので
お盆供えはしないと思う。うちの仏さんの棚を清め、簡素に香華
を供え、故人の好きだったおはぎなど祀って済ませました。
 宅配便が届き、それが「千住宿」なる銘菓で、なによりのお供え
になり、送り主の今村さんが何故これをくださったかと思いました。

 千住には行ったことのない私だけれど「おくのほそ道」の序章で
芭蕉さんが旅の前途を想い、落涙する場面を偲ぶと切なくなるのです。

 そんなこんなでお盆を過ごし、寂しさに包まれて秋風を待つ身と
なりました。
 植え込みの柘榴の花がぽつん、ぽつん。東京の梅雨は行方不明
のまま、九州の惨禍に心痛むばかりです。

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2017/07/02

友逝く

若い時代、同じ出版社の編集部にいた頃から長い付き合いに
なった友が逝去しました。メール交換のほか、年一度、四谷での
OB会に千葉から参加して、とりわけ親しい付き合いでした。
 秋に庭の柚子や、手作りの鰺の干ものを送ってもらったり、
手先の器用な彼からうれしい味の幸を分けて貰いました。
 今年の「独往 無心」の字句の賀状を取り出して本棚へ。
穏やかな最後でしたとの夫人の声を胸の奥に仕舞いました。
 別れは突然にしか来ないものとは言うけれど、OB四人会の
内の二人を失いました。やさしかった友よ、安らかに。
 いまはただ、冥福を祈るばかりです。

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