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2017/03/20

小さな春たち

うららかな日差しに植え込みの草木がぐんと芽を伸ばしています。
柘榴の枝先に、紫陽花の新株も待ちかねた光を吸い込んで
さぁ!溌剌と行こうぜ! とでも言うような艶やかな小さな芽吹きです。

 マーガレットと水仙のあと植え込みにしばらくは花色がありません。
すぐ隣のU社の社宅の庭は通りに面していて、いつもよく手入れされて
います。いま、そのワンブロックに小さな花たちが列をなしています。
 デイジー、クロッカス、スミレ、ラッパ水仙など…。

ジャスミンやユリ、アロエなどよく育っているのは土好きの住人が
始終手入れしているからで、折々に竹垣を新しくしている植木職人さん
を見かけます。
 コンクリのビル林立の表通りに比べると路地を入ったこの道には
まだ僅かながら庭土の生きる場所が残っていて、草木や花たちが
眼と心を愉しませてくれるのです。通りすがりの足を止めてわたしは
小さな春たちと挨拶を交わしています。

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