冬支度
3日、文化の日。
快晴の日々、短い秋を惜しむように紅色の山茶花が
咲いて小蜂の来るのを待っています。
植え込みの柘榴が剪定されて床屋帰りの少年みたいに
すっきりと枝も葉も落としてしまいました。
「もう春迎えのスタイルになったのね」
拗くれた二本の幹の下にまだこれからだった実をつけて
枝葉が折り重なっていました。まだ落とされてそう時間は
経っていない。Aさんがひょいと拾いあげてくれました。
実の色づきは良くないけれど長年の知友とも言いたい
柘榴です。それぞれの部屋にしばらくは逗留させましょう。
このところしばらく会わなかったゴンちゃん、元気です。
カニかまの袋を破るのを待ちかねて4本も食べましたよ。
もうネクタイの代わりに草色の編み紐を首輪にしていました。
秋雨をリズムに揺らぐ柘榴かな 秋句会への一句です
« ホトトギス | トップページ | ゴンちゃん、お洒落 »
「都会の四季」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。
« ホトトギス | トップページ | ゴンちゃん、お洒落 »
コメント