急いで鈍する
洗いものしてシンクの掃除をしていたら、蛍光灯が急に
ショボショボしだして消えてしまいました。ん、寿命尽きたのね。
ともあれ、水仕事に気がかりあってはならないと、スーパーの
電球売り場へ。いろんなサイズが並んでいる「パルック、これだ」
目分量で幅を当たって買って帰りました。あれっ、合わないじゃん。
メジャーで長さを計り直して、また売り場へ。取り換えて貰うのに
レシートへ署名が必要だなんてたっぷり時間を費やしました。
やぁれやれ、これで良しと思いきや、幅も長さも合うのにセット
できません。これ、点灯管も取り換えなきゃダメなのね。保存分
探すより新品買って来よう。近くのショップへと往復しました。
これでOKでしょね まぁ~だ点灯不可。そこへ管理人のTさん
が巡回ついでに直してあげましょ、と言ってくれました。
わぁ、お願いしますッ。猫の小紋が喜んで走り回るのを叱って、
Tさんに頼ったのですが、彼女、蛍光灯あちこち抑えてみて言う
には「これって全体を新しく変えなくちゃダメのようね」ですって。
「はぁぁ、そうしましょ」数分おしゃべりして帰って行きました。
困ったときの神頼みは利くんですよ。夕食の支度済ませて、
小紋にご飯を食べさせ、無駄に忙しくした一日を振り返っている
とき、チャイムが鳴りました。夕方、電話で依頼した小林電気の
お兄さんが仕事帰りに立ち寄ってくれたのです。
「メッセージ聞いたから早いほうが良いと思ってね」「はぁ、嬉し」
頑固者・蛍光灯の頭をポンと叩くとぱっと明るく点灯しましたよ。
「ありがとう 明日の朝って思ってたのに助かりました。もう
8時よ、これから夕飯でしょ」 お煎餅の包みをお礼替わりに
小紋を撫でてお兄さんは帰って行きました。
いろいろ気をもませられた蛍光灯顛末です。明るいシンクで
お皿を洗いながら、終わり良ければ良き日なり、と呟いて・・・。
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