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2015/05/08

猫のく~ちゃん

四季折々の花を咲かせる路地のM家の庭。コデマリと藤が終わって

いま、裏庭の薔薇と菖蒲が美しい。

 夕暮れ近くのすみれ色の空が澄み渡った帰り道、薔薇の花に

見とれていると、かさかさと菖蒲の葉が揺れた。「あらッ…」

のんびりとした足取りで現れたのは茶トラのく~ちゃん。路地の

向こう側のアパートに住んでいる猫で、私と顔見知り。

「なぁ~に? お花見に来てたの」 そう言って垣根にしゃがむと

く~ちゃん、対面の位置に来て坐った。

 新装の垣根は30センチ四つ手組で、私の胸程の高さがある。

庭側の平らな石の上に手を伸ばしてポケットのカリカリを乗せてやる。

 アパートの前で会うと何処にいても跳んでくる友だち猫になって

ぴゅっと尾を立てて挨拶するようになった。

「母さんが待ってるよ、おうちへ帰るんですよ」「ニャ~」だって。

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