パンダカンアオイ
1月下旬、すっきり咲いたカンアオイ。出窓の花鉢をずらして
葉をたくし上げ、撮り易くしてもらいました。
濃い緑の葉の根元に今年初のパンダたち8。両手で
鉢をゆるりと回しながら慎み深い「春のささやき」を聴き
嬉しくなりました。育て親のKさんは裏庭に置いたまま
新年になってから室内へ移したのだそうです。
カンアオイの話で悦ぶのは私とKさんふたりきり。
もう何年かしら、どんな花よりも愛おしいのよね。
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カンアオイには花びらはなく、がくの上部が三つに分かれて
花びらのようになっている。江戸時代から茶庭の下植えに
され、愛好されていた。京都の葵祭りに伝承されているように
葉が信仰され、紋所にされている。この葉に産み付けられた
卵からギフ蝶が孵る。カントウカンアオイ、タマノカンアオイなど
自生種は葉の緑濃く、その陰に地味ながくが開く。
足田輝一著「草木の野帖」より(要約)
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コメント
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zuccaさん、カンアオイに嬉しいコメントくださって有難うございます
毎年同じUPですから気がひけますけれど、ことしは8つ、元気に開いて
ゴキゲンです。物語いっぱいの中でも岐阜蝶が卵を産むとの稀少性、
自然の不可思議ですね。ですが鉢植えではムリ。多摩の林の中のを
想像してKさんと話しました。
投稿: nekozizou | 2014/01/30 10:11
こんばんは!
今年も珍しいお花を見せていただけて感謝。
ギフチョウの季節が待ち遠しいです。
鉢植えで沢山花を咲かせて 上手に育てられてますね。
素晴らしいです♪
投稿: zucca | 2014/01/29 22:37