雨の大師詣り
川崎大師さんに案内してくださいな、とMさん。
正・五・九にお参りしていると話したことがあって、
私は寝たきりの妹に御加護をお祈りするためという
目的だけれど、彼女も入院中のご主人の経過を心配
しての電話だった。
20日、朝から雨。品川駅で待ち合わせて京急で
大師駅へ。春大祭の参道は出店もなく、参詣者の傘も
まばらだった。
午前10時半。雨の大師も良いですね、静かな雨だし
人ごみはなくてゆっくりお参りできるもの。
お水屋で清め、献香、お護摩(護摩木に病気平癒と)
を託して大本堂へ。「どうぞ中へお入りください」とあり、
私らも御堂内、護摩壇の前でお祈りすることが出来た。
「南無大師遍照金剛」合掌し、ご宝号をお唱えする。
護摩壇に向かって左側奥に救世観音菩薩様。端正
優麗な立像の前に座していると心の安らぎを覚える。
そう話すとMさんは大きくうなずき、微笑むのだった。
大本堂から少し下がって福徳稲荷神社と不動堂がある。
不動堂は昭和39年落慶、成田山新勝寺御本尊ご分身
が勧請、奉安された。堂内に上がり、祈願できる。
「近くで拝むと凛々しくて、俗っぽく言うと男前なのね!」
Mさんのご主人も評判の男前、ご利益ありますように。
大本堂から不動堂へ。 つるの池には睡蓮が咲いて…
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