光琳展
17日、ふたりの友と待ち合わせて、根津美術館特別展へ。
この日は五月を通り越しての夏日、汗ばむ陽気となりました。
会期末とはいえ、入り口より館内まで長い行列です。それは
”Korin”の名声に「燕子花図」と「八橋図」の展観に惹きつけられ
てのことでしょう。
根津美の国宝「燕子花図」六曲一双屏風とメトロポリタン美術館
所蔵の「八橋図屏風」が上下に展示され、人々は息を呑んで
百年の歳月を経て会合した光琳画に見入るのでした。
ほかに有名な「中村内蔵助像」、「夏草図屏風」、「紫式部図」
など繊細な筆致と優美なデザインを心底より堪能できます。
根津美初めての友を案内して、第3、第5、第6展示室を観て
ようやく庭へ。中空の日差しがもみじ若葉の色をひきしめて、
茶室を廻る敷石に木漏れ日が揺れ、さわやかな気分でした。
特別展にちなむカキツバタはわずかに盛りを過ぎようとしている
かに見えました。この茶庭の雅趣を好ましく思っています。
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コメント
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zuccaさん、ありがとうございます

光琳展は最終日までたぶん入館者行列だったと思います。
カキツバタの屏風は不思議に飽きずに観ていられます。
絵葉書もポストカードも人気でした。
五月のももくり会があってこんなに遅れての記入をどうぞ
お許しください
投稿: nekozizou | 2012/05/23 09:44
こんばんは!
根津美術館でのKORIN展 先日テレビ(Eテレ)で知りました。
東京とニューヨーク 2つの都市にある光琳の作品を 同じ場所で見られる機会は そうあるもではないですね。
とても貴重な機会ですよね。
私はテレビでしかみられませんでしたが、nekozizouさんのブログから会場の雰囲気が分かりました。
カキツバタの写真 とても素敵♪
投稿: zucca | 2012/05/18 22:09