ゆずり葉のこと
友のひとりから”ゆずり葉ってどんな葉?”と聞かれ
ました。どんなって実際に見たことがなければ、説明
しても判り難いでしょ。ほら、「お正月さん来たよ」って
昔の里謡あったでしょ。「お正月さんござった 何処から
ござった? ゆずり葉に乗ってゆずりゆずりござった♪」
それでね、〆飾りやお鏡餅にあの緑の葉つけるわけ。
縁起を譲り受けて子孫が栄えるようにの意味ですよ。
そんなこんな話からちょっと考えさせられました。
そして三が日過ぎた朝、お年賀に寄ったH家の庭の
ゆずり葉を撮らせて貰いました。古い立派な喬木です。
「ゆずり葉」==トウダイグサ科の常緑喬木、葉は長楕円形
で厚く滑らか。初夏に花をつけ、秋に暗緑色の実を結ぶ。
新葉が成長してから古い葉が落ちるのでこの名がついた。
一名親子草、譲り譲る…代々の意味から正月の飾り物に
用いられ、この名は清少納言の「枕草子」にも「親子草の
いみじうさやかにつやめき…」と述べてある。
新潮国語辞典より
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コメント
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こんにちは。
またもや、ご無沙汰してしまって、ごめんなさい。
「ゆずり葉」について、教えてくださってありがとうございます。
改めて記憶を新たに出来て、お勉強になりました。
また色々お教えくださいね。
楽しみにしています
投稿: なを | 2012/02/12 14:24