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2010/09/13

黄昏て御神輿

御鎧さまの例祭は9月の日曜日。今年の12日は

いつもより三日も早く、まだ日中32度の残暑でした。

町内掲示板に「子ども神輿 午後1時」「大人神輿

午後4時」お神酒所より出発とあり、商店街の祭り

提灯を揺らす風もなく、黄昏の日差しに倦怠感の

漂う大通りでした。まずは御神酒所で礼拝を…。

Smidori

 例祭とあってか、祭り囃子の省略か、なぜかしら

ウキウキ気分になれないなぁ、でもせめてご町内

一か所だけでも…、額の汗を拭いながら歩み寄る

と、神輿は歩道で最終の点検を受けていました。

法被姿の担ぎ手さんが待ち構え、仕上げの白布

の巻き込みを見守ります。

 交通規制なしの通りは車の流れも切れ目なし。

「コースはどうとるのですか?」「あぁ、ここから

商店街を鎧神社へ練って行きます。御宮さんで

お祓いを受けて三丁目の通り、一丁目の通り、

ぐるりと廻って裏路からこの通りへ戻りますよ。」

Smidori912 Smidoriimg_1407

Smidoriimg_1408 半時間遅れての出発となり、

歩道に並んだ見物衆も退屈気味の様子でした。

ドーン ドーン ドンドコ ドーン。テンポ間延びの

太鼓に調子をとって、それでも威勢よく御神輿は

進んで行きました。

『柏睦』はお鎧さまの社のある町の神輿、古い

所縁の村名にちなんで宮前 柏睦と呼ばれて、

千年の伝統を現代に伝えてきた氏子連です。

黄昏ゆく都会の無機質な家並の中を揺られて

進む神輿の鳳凰を追いながら、(元気いっぱい

お祭りの行事をつづけておくれ)と祈らずには

おれない私でした。

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