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2010/07/06

読書ナウ!

わたしにとっての本を読む愉しみは単行本にあります。

ケースから取り出し、背文字、題字、装丁、扉、目次…と

眺め、やおら本文へと進みます。章の区切りに挟んだ栞

やリボンの色も、読み返したい題の書体をも含め

て”読む”ことの愉しみを味わうというわけです。

 本を手にする歓びを書店へ足を運ぶことから始めていた

わたしには電子書籍の出現はまるきり驚異そのものです。

ネットで五木寛之さんの『親鸞』上巻が読める。京極夏彦

さんは『死ねばいいのに』を電子書籍で……。その効果で

書店販売の本も良く売れているとか。

(電子書籍ってどうやって読むの?)それが普及しだしたら

読書革命が起こるのでは?

 そんなある日、馴染みの美容室で遭遇しました。隣りの

女性がヘアダイの間、手元のケータイで読んでいたの

ですよ。あれっ、タッチパネルでなにしてるの?

「これってとても便利よ、なんでも出来るよ」といって

渡してくれました。携帯端末機ipad, 彼女が指で

ぴょんぴょんと画面を動かすと、『坊ちゃん』の冒頭

から明朝の活字が鮮明に読めます。指で頁を送り

ながら、すらすら…。「う~ん、綺麗に読めちゃう

 京極夏彦さんの小説、読んでみたい、と思って

ショック、ショック。でも、端末機をすぐに買うのは

ちょっと待ってもいいかしらね、と言うと

「どんどん機能が増えて新しい機種が出るからね」

と、慰めてくれたのは音楽好きの美容師さんでした。

 とにもかくにも電子書籍の実物を経験できたことで

わたしの偏見の一部分は消え去り、電子書籍時代へ

のスタートを意欲する結果となりました。あ~ぁ。

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コメント

zuccaさん、ご無沙汰してました。zuccaさんの
本棚を拝見したら「わぁ!この本、お借りしたい」
と叫んじゃうでしょう。
 電子書籍のイメージは解ったのですけれど、感触
はやはり大違いです。古きを好むわたし、なかなか
ナウい読書人の仲間入りはできそうもありません 

こんにちは!
私も買うなら単行本が好きですね。
それが初版本ならとってもラッキー♪
持ち運びには不便ですけど もっぱら積読の私(^^ゞ 
本棚にはきれいな帯のかかったままのも何冊かあります。
nekozizouさん iPAD 便利そうですね。
私はまだ未体験ですけど 省資源で良さそうとは思っています。
電子書籍 思ってもいなかった新しい読書のスタイル 
私も 置いてゆかれないようにしなくちゃ、
でも新しいものになれるのに時間がかかって着いてゆくのが精一杯(^_^;)

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