ネズラー?
「週刊新潮」6月17日号の荻野目慶子さんの
連載コラム「オギノメ猫の目」はネズラー誕生!
という面白テーマだった。へぇーッと驚いて、読んで
なるほど納得♪ 私の好きな根津美術館に開館前
から行列が出来てる…って。お客は英語、中国語、
韓国語飛び交うインターナショナル・モードですって。
もう以前の根津美の古典的静けさは消え失せて、
輝く黒い瞳、青い瞳、茶の瞳に見つめられている
国宝「燕子花図屏風」もさぞびっくりのことだろう。
こんな様変わりのわけは、昨秋、竣工開館された
素敵な本館の明るく自由なムード。建築家・隈研吾
氏の斬新な設計に依るところが大であり、彼の技が
「ネズラー」を生み出したということになる。
私が訪ねた開館から間もない11月には、まだまだ
従来の枯淡な雰囲気だった。その時の写真をも一度
載せてみよう。とりわけ気に入りの茶室のある庭が
ネズラーたちの騒音に邪魔されないよう願いながら。
(左・ロビー 右・新館前庭 下・池水に浮かぶ舟)
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