春の雨
気温9度。しとしとと雨が降り続いています。傘を打つ
雨音のどこか柔らかいと感じるのは花を咲かすため
なのでしょうか。路地の花にらが一斉に花びら閉じて
うなだれていました。お日様が欲しいのというように。
夕餉の野菜を買いに出て、Sさんに会いました。
「寒いですね、お庭の杏と椿はどうしてますか?」
「大丈夫、元気に咲いてますよ」それからお彼岸の
お墓参りの話をされました。二本の杏はご主人様の
亡くなった年から花をつけなくなったそうです。昨年、
思いきって枝切りをしたところ、麗しくに咲いて昔の
姿を取り戻したようですと、嬉しげに語られました。
Sさんの剪定がよろしかったのです。
3日前にS家を訪ねたとき、撮らせていただいた
杏と八重椿を載せます。そう広くはない庭に一度に
「都会の四季」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。
コメント