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2010/02/27

一隅の春

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国立市のN学園へ出かけた日のこと。大学通りの桜並木

も銀杏並木も寒々として、まだ土の中で芽吹きの仕度をしている

のか、陽射しだけが暖かく、光の春を呼んでいました。

 歩道でお散歩らしいご夫妻に出会いました。車椅子の奥さん

は帽子を目深に、膝掛けに手を添えたまま。ゆっくりと椅子を押す

のはソフト帽の老紳士です。その睦ましい後ろ姿を眺めて私は

おふたりの仕合わせを微笑ましく想いました。

 運動場の柵の一隅にクロッカスを見つけたのはそれから

しばらく後のことでした。「ここは春なのよ」と誘ってくれた

可憐な花を育てたのは優しい女性に違いありません。プランター

の前にしゃがんで、ふと、あのご夫妻も立ち止って愉しんだかしら

と思いました。弥生の空、もうそこまで春が来ています。

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コメント

zuccaさんのベランダにも、クロッカスが咲いて
いることでしょう。祖母の時代から見慣れたこの
花に愛着があります。
 いまは周りに花のない”春待つ時期”でしたが、
昨日は隣りの庭の八重椿が二輪、開いているのを
Sさんと歓びました。ご主人の形見のような花よ、
と言われました。

いち早く咲いてくれるクロッカス 大好きです。
特に黄色い花からは元気をもらえますね。
春もそこまで このお天気で足踏み状態でしょうか、待ち遠しいですね♪

猫時計 好いですね~
可愛い猫達に癒されます

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