赤き実よ
師走入りしてなお寒暖の差の激しい日々に薄着と
重ね着を繰り返したりしています。
年忘れの「ももくり演芸会」を催した日は穏やかに
晴れて17度の気温に汗の滲むほどでした。でも、
今週は確かな寒さに戻り、年の瀬らしく感じられます。
先日、造園会社が暮れの手入れをした植え込みを
ひと巡りしました。トランクルーム並んだ裏側の南天
がひっそりと実をつけていました。奈良の聖林寺の
南天の庭を想いながら鮮やかな赤さを悦びました。
敷地入り口の古いドウダンツツジの紅葉は
もうひと月も眺めを愉しませてくれています。
この春、雑草と一緒に引き抜かれかけた若木の
千両。通りがかったSさんが「捨てないで、場所を
移してください」って怖い顔で頼んだので、裏の
駐輪場横の植え込みに移植、やっと助かったのです。
小柄な枝に可愛い実を結んでくれました。質素ながら
建物を取り巻く植え込みの冬をみんなでいとおしんで
います。どの木々も親しい友だちになっていて…。
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