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2006/04/28

ユリノキを見に

雨の去った空の陽射しに誘われて、買い物ついでに戸山公園をひと歩きしました。
子ども広場のなだらかな丘からハナミズキに蝶が舞い遊んでいました
Smidori_002_1<

>時は春、日は朝、朝は7時、片岡に露みちて揚雲雀(あげぎばり)なのりいで、蝸牛枝に這い、神、そらに知ろしめす。なべて世は事もなし。
                                           ブラウニング  『海潮音』より
                      
もう昔むかし、女学生のころ、クラスメートと散歩するとよく詩の朗誦をしたものです。  
カール・ブッセの「山のあなた」とかヴェルレーヌの「落葉」とか。上田敏訳の中でも
                                         
短くて、リズミカルな「春の朝」が好きです。詩とは異なる新緑の公園だけれど
人影まばらな中に、光が満ち溢れ、ケヤキもヤナギも眩しいほど輝いていました。Smidori_003_3

紅い花の塊りを遠目に見て、小道を廻り込むと、それはベニハナマンサクでした。
 つい先日、ブログにTBをくださった髭彦さんから教わって、この公園のユリノキに会いたくなり、
特徴のある葉形を求めて歩きました。スポーツセンターに近い芝生広場で出会えたのです。 Smidori_004_4Smidori_005_2

大空高く伸びてゆくユリノキ。枝先の花はまだ蕾ですが、やがてこぼれ落ちるほど咲いて、秋には黄葉し、愛らしい実を結びます。
Smidori_007_5
ベンチで本をよむ人に混じって、20分あまり森林浴をした帰りに、おや、珍しい!と
濃紫色のチュウリップを鑑賞、さわやかなエンディングでした。 Smidori_008_4訳詩 朝=あした

 

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