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雪の朝

首都圏に二度目の雪。といってもたかが4cmの積雪

でしたが、オォッとばかり一変の景色を眺めたのは

北国の豪雪地帯を思えば笑止千万なことでした。

青空に輝く白銀を記憶しようと滑らぬようにひと歩き。

見慣れた植え込みの雪化粧に草木の頑張りを感じて

春遠からじ…と呟いたものです。

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ふんわりと雪帽子かぶったドウダンとユッカ。

植え込み出口の向こうに白い街角が見えます。

 裏の八重桜の幹の薄化粧は朝の光にはや融けて

すでにもう春の芽吹きの支度に追われているようです。

 ニュースでは高速道路のスリップ事故1100件以上、

都内の道路での転倒240人以上…。

 用心ぶかい人、思わず転ぶ人、都会に潜むいろんな

人の性格をも映し出す雪の朝でした。

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2012/01/09

ゆずり葉のこと

友のひとりから”ゆずり葉ってどんな葉?”と聞かれ

ました。どんなって実際に見たことがなければ、説明

しても判り難いでしょ。ほら、「お正月さん来たよ」って

昔の里謡あったでしょ。「お正月さんござった 何処から

ござった? ゆずり葉に乗ってゆずりゆずりござった♪」

それでね、〆飾りやお鏡餅にあの緑の葉つけるわけ。

縁起を譲り受けて子孫が栄えるようにの意味ですよ。

そんなこんな話からちょっと考えさせられました。

 そして三が日過ぎた朝、お年賀に寄ったH家の庭の

ゆずり葉を撮らせて貰いました。古い立派な喬木です。

Smidori

「ゆずり葉」==トウダイグサ科の常緑喬木、葉は長楕円形

で厚く滑らか。初夏に花をつけ、秋に暗緑色の実を結ぶ。

新葉が成長してから古い葉が落ちるのでこの名がついた。

一名親子草、譲り譲る…代々の意味から正月の飾り物に

用いられ、この名は清少納言の「枕草子」にも「親子草の

いみじうさやかにつやめき…」と述べてある。

                     新潮国語辞典より

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2012/01/06

北風寒い

正月の空の青さよsign01

日本海側は数メートルもの積雪というのに、太平洋側は

晴天です。しかし、乾燥度30%とピリカラお天気。

アオさんは植え込みの草花たちへ水やりを欠かしません。

例年は実を落としてしまうのに、なんとまぁ、石榴は実を

つけたまま新年を迎えました。裸の枝に残されてなお

頑張ってるのよ。「小寒です。冷えますよね」

北風寒き霜のあした…って歌のように、ね、石榴たちは

こんなふうに頑張ってます。

Smidori Smidori_2

上枝の実はお仲間がいて賑やかでも下枝のは

「ぼく、ひとりぼっちよsign01」って嘆いてます。

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2012/01/02

新年

新年 おめでとうございます

ことしもnekozizou欄をどうぞよろしくお願い申し上げます。

静かな元旦の空を仰ぎ、氏神様へ初詣しました。

およろいさまと親しまれる鎧神社の境内には大きな暖炉

が設けられていて、それをぐるりと囲んでお参りを済ませた

人々が暖を採りながら年賀の挨拶を交わしていました。

拝殿下に施設から来た車椅子のお年寄りたち、サポーター

が鈴を鳴らすのに合わせて敬虔に祈る姿に胸を打たれ、

参道へ戻るのを見送りました。

古き良き日本の伝統はこのように次世代へ続いて行く…、

そう思って、子供連れの家族と帰り道を歩きました。

 被災地の一日も早い復興を願い、この年の平穏無事を

切実に祈りながら。

2011/12/19

師走の町

静かな町に門松が飾り付けられて、歳末大売り出しの

商店街は音響もなく、囃子声もない…静寂な師走です。

人々はどこへ? 繁華街へ買い物にでしょうか、家の中

の整理でしょうか。午後の柔らかな陽射しを受けて

山茶花の紅が冴えて見えます。

Smidoriimg_1873 「クリスマスだっていうのにこんなに落ち着いた雰囲気は

めずらしいよね、やっぱり自重の歳の暮れなんだよ」

道端でAさんはそう言って買い物袋を持ち替えました。

敷地の奥の駐輪場に自転車を留めていると、塀越しに

S家の奥さんから声がかかりました。毎年、柚子を戴いて

います。「ことしの柚子は良い出来ですね!」声だけで

答えて気安い感謝。折角なら冬至の日に2個3個頂戴し

ようと思います。

 植え込みの柘榴がよく実りました。とりわけ柚子も良く

実り、気持ちを温めてくれます。塀越しに撮った柚子たち

をみてくださいね。

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2011/11/23

神田川秋色

 近くの散歩コースの一つに”神田川上水公園”があり、

都内でも桜の名所となって気楽な花見で賑わいます。

 そこから川上へずっと護岸遊歩道が続き、バイクなどは

通行禁止で、車椅子の人や幼い子連れが安心して歩けます。

 川は中野区とSmidori_2

新宿区の境界ともなっていて、両側の桜と

柵下の植栽は散歩者の気持ちを和ませてくれます。

 所どころにある小型ベンチに長い時間座っている年寄り、

川に向かって睦まじく語り合うカップルなど、だれにも邪魔を

されずに過ごせる時間が持てるのはこの季節ならではと

思われます。

 川水少なく、ゆるい流れに桜紅葉が落ちて、小春日和の

夕暮れが近寄ります。都会の騒音を忘れたかのように…。

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2011/11/22

秋冬帽子展

Tokiyo Kobayasi オート・モード秋冬帽子の展示

即売会は19、20日。前日の雨が止んで晴天の

日曜日、午後の日差し暖かいアト リエを訪ねました。

瀟洒なアトリエ入り口のウインドウの植え込みには

ムラサキシキブがたっぷり。その上のケースになんと

ライオン親子がご機嫌顔して座ってました。いいねぇsign01

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 受付でご挨拶し、2階の展示場へ。お客さんたちが

帽子選びに夢中で、先生はにこやかに見立てに応じて

居られました。おしゃれなお客に混じった私、少し迷い

ながら決めました。トップは細かい柄地で脇に同柄の花

の付いたデザインです。クラシック・モダンな感じ、帽子に

負けてしまわないかしら?

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 かぶり方を教わって1階へ。同席の人たちに「いいわょ」

などと褒められて安堵しました。先生、スタッフの快い

おもてなしのお茶タイムを過ごさせていただきました。

(帽子のまばらな部分はお客の頭へ移ってしまったからです)

  

2011/11/15

御苑深秋

落ち葉を踏みながら、秋を惜しみました。椎の木の下には

どんぐりころころ。園児たちが思い思いに拾っていました。

養生中の札で囲まれた芝生は小鳥たちの楽園、白セキレイ

の群れがワルツを踊るかに跳び舞っているのに気をとられ、

デジカメのケースを落としてしまいました。落ち葉と同じ色の

それを探しましたがもはや見つかりませんでした。

Smidori Smidoriimg_1819 Smidori_3

木々は葉を落として冬構え。午後の日差し柔らかに池水を

照らして。ウメモドキの赤い実はやさしく鳥たちを迎える…。

2011/11/14

菊日和

日曜日、気温上昇、菊日和。この時だけぞと御苑の

菊花壇展へまいりました。同じ思いの人々で賑わって

いました。

新宿御苑で菊の栽培が始まったのは明治37年、

昭和4年から観菊会が行われるようになりました。

菊作りたちが一年がかりで丹精こめて育て上げた花

たちの晴れ舞台は15日間です。この期間を逃しては

来秋まで拝観することはできません。

皇室ゆかりの伝統を受け継ぐ菊花壇とあるように

回遊式庭園を巡っての七つの花壇の菊は香り高い、

気品に満ちた様々な姿で迎え、楽しませてくれます。

観覧客の邪魔をせぬよう、素早く撮ったスナップをどうぞeye

Smidori Smidori_2 Smidori_3

大菊花壇          肥後菊花壇     懸崖花壇

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丁子菊         伊勢菊           佐賀菊

Smidori_7             大作り・裾野の輝 (584本)

Smidori_8 Smidori_9 Smidori_10

江戸菊         一文字菊       管物菊    (この項終わり)  

2011/10/29

路傍の友

秋深みゆきます。路地の家の垣根の山茶花が

一輪、二輪、開いて来ました。 けれども散歩で見る

花の色数は途絶えて、さびしい季節の狭間です。

 そう思いながらゆるい勾配の坂を歩いてふと目に

ついた花、なにげない路傍の花。

以前に路地の奥で赤紫の葉を見た時から少し気がかり

だったのが解けました。これって「ムラサキゴテン」

ツユクサ科…とプレートが添えてあったからです。

Smidori Smidoriimg_1777 Smidoriimg_1781

Smidoriimg_1786 Smidoriimg_1784 「ゴテン=御殿」

なんて大げさな名前、ツユクサ科とは葉茎の形がよく似て

いるので納得です。路地脇になにげなく生えているのを見て

この草の色に惹かれていた。友達みたいになりたいな。

 冬の到来を物ともせずに咲きつづける「ホトトギス」とは

もう古い友達。花壇の草花にはない風吹くままの風情が

愛おしい路傍の友なのです。

 

2011/10/12

好日

昨日、今日、空晴れて、気持ちさわやかな秋日和。

それも少し心配だったことが無事に片付き、ほっと

一息ついたというところだからです。

 吉祥寺の友ゆう子さんから、庭の除草をすませて

秋植えの草花を買って来ました…とメールがあり、

働き者だなぁと感心しながら、よく知っているその庭

の柿の木を思い浮かべました。実がもう色づいている

頃です。去年、もぎたてを賞味し、風味を褒めました。

 喰いしんぼな自分にがっかりしながら、さて、わが

身辺はというと、草花も、薄黄木犀も終わりを告げた

植え込みに、柘榴の実ばかりが弾けそうな勢いです。

「これって食べられないけれどね、綺麗だよねsign03

ですが、この実はいつの間にか消えてしまったのです。

もぎ取った人、食べたのでしょうか??

Smidoriimg_1772  

 

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